飛鳥の旅まだ続いております
亀石から自転車で5分も経たない距離にある橘寺へ到着
散策開始です
聖徳太子所縁のお寺として有名な橘寺
出生の伝承地も近くにあるとか
重要文化財の聖徳太子坐像が安置されている太子堂
その脇に注目の遺物がありました
飛鳥奇石シリーズのひとつ
『二面石』
人の心の二面性を表しているらしいです
写真に写っているエッジのある横顔が【悪】
第一印象は『怖いモアイ』
此方側が『善』
なんか分かる気がします
肉厚でニコニコな雰囲気
善相というよりも正義超人？
キン肉マンに似てる気がする‥‥
なんでこの場所に置いてあるんだろう？？
謎ですね‥‥
「目的や用途について詳しいことは分からない」
飛鳥の石造群に共通したこのフレーズはもちろん二面石にも当てはまります
今は昔
ここにも荘厳な建築物があったんでしょう
確か講堂跡だったかな？
こちらは五重の塔跡
心柱の礎石の形を見ると
大きな柱の周りに3本の木を添えていたようですね
1148年に残念ながら落雷で消失したそうです
金堂は
柱の跡が残るのみです
写真は撮れませんでしたが幕末に再建された観音堂に祭られている重要文化財の如意輪観音像～これが4メートル以上の巨躯を誇る雄大なお姿でとても迫力ありました
立て膝に六臂の腕がとても神秘的な観音様
製作時期も平安朝まで遡るという事ですから貴重な文化財ですね
橘寺を後に今度は石舞台古墳へサイクリングヤッホー
橘寺からすぐの所にあった遺構
なにやら伽藍の跡っぽい
一応それなりに整備されていました
川原寺跡
壮健当時はかなり大きな規模の寺院だったとの事
(このフレーズもあちこちで聞きます)
1192年に火災にあった記録があるそうです
‥‥800年以上前かぁ
それでもこの地では新しい出来事？
どこかしこに歴史が埋もれている飛鳥ですね
続きます
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橘寺の二面石～飛鳥の旅
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